ターラのブログ【TA-RA△Ⅲ&NaturalSpirit】

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ミディアムシップセッション〜桜色の。。。

桜色のミディアムシップ(2014年より転載)

 

 

 昨日は、息子さんが若くして自殺という形をとられてしまい、大切なお子さんを失われたご両親とのミディアムシップでした。

 

 お父様の方は、目だけが動きますが、あとは全ての身体の機能を動かすことができないという状態です。大きなグループを持つ会社経営者ではありますが、グループ会社も混迷状態の中、ふとしたご縁を頂いて、疑うこともなくターラに会ってみようとお父様は考えてくださいました。

 美しいキリスト教系病院の病室に入り、ベッドに横たわるお父様を見たとたん、息子さんがターラに降りたことがわかりました。

 

『まだ、ご挨拶も済んでいないのに…』

 

 自分の肉体をまた、斜め上から見下ろす私は、少し戸惑い気味でした。なんとか彼を自制して、お父様とご挨拶をすませます。息子さんの

 

「お父さん、何やってるの? どうしたの? なんでこんな恰好なの?」

 

と、父親に触れたい戸惑い…少し混乱した気持ちが伝わってきます。

 お母様はターラを疑っているのがわかります。

 

「他にもあなたのような人には見てもらいました」

 

 すると、彼が

 

「ママ、それは僕じゃないよ!」

 

 息子さんであるターラを睨むお母様。…無理もありません。姿形はターラなのですから。それでも彼は続けます。お父さんの顔を撫で、

 

「パパ、ごめんね。僕ってわかる? 目をみて。夢の中で何度もあったじゃないか。パパ、僕を呼んだでしょ? 僕、聞こえてたよ」

 

 それからは完全に私は彼。子供のようにはしゃぐ彼。

 

「ガチャガチャがしたかったんだ。でもママは『そんなのあなた、ばかじゃない』って言うでしょ」

「足投げ出して、TVの前でポテトチップス食べながらコーラかマックシェイクが飲みたいんだよ」

 

 すると、お母様。

 

「あなた、音楽は?音楽好きだったじゃない?」

 

 彼も答えます。

 

「音楽? ああ、CDは女の子にあげて。女の子だよ。男はやだ。ママはCDだけはニコニコしてさ『はい、あなたの好きなの』って差し出すけど、どっちでも良かったよ」

 

 最初はターラを信じていなかったお母様も、ターラを使い話す息子さんの話の内容や話し方が彼そのものの上に、ご家族にしかわからないことを当たり前のように話す様子に、態度が変わってきたのが分かりました。そのうち、我が息子であるターラをすっかり信じてくださって、中頃からはターラだとは思っていらっしゃいませんでした。

 

「こうやってさ、家族三人で話すのなんてさ、初めてだろ!うれしいね!ママ、そうだろ!」

「そうね…そう言われたらそうね」

 

涙ぐみ、何か肩の荷が降りたような安堵の表情で涙ぐまれるお母様。

 親子三人の会話は約90分続きました。彼がターラのことをこういうのです。

 

「ほんとはさ、こんなに誰かの身体を借りて話なんて、できないんだよ!でもね、この人の身体、すごく軽いんだ。とっても楽なんだ!」

 

と。

 朝から暴風雨と言われていた昨日。そして、このミディアムシップセッションが始まった時間、まだ空はグレー。彼が

 

「もう、還ってこいって!ほら、青空が見えてきたよ。あそこに還るね!」

 

と病室の天井を見上げて言っています。ターラは

 

『そうか…雨空でも青空を広げてもらい、そこを目指して天国へ還るのね…』

 

と思っていました。

 

 彼は、還っていきました。

 すると、驚いたことに空が輝きはじめ、雲一つない様子を拡げ、太陽の光まで出始めたのです。天気には意味があります。

 これは彼が天国へ天使と共に還ったこと、天界とターラのセッションは繋がっているのだということを教えていただいたのだと自惚れのようですが、受け止めて感謝させていただくことにしました。

 

 実は、セッションの予約を頂いたときに彼が先にターラにメッセージをくれていました。

 

「桜を見せる」

 

と。桜の時期ですから、東京ではどこでもみることができるでしょう…。

 

 セッションが終わり入口とは違う出口から病院を出た途端、桜の大きな木が何本も目の前に拡がる様子は圧巻で、ターラを励まし、確かに感動的に労ってくれました。

 すっかり明るく晴れた雨の後の青空をバックに光輝く風に揺れる桜の木が「お疲れ様!」そう言ってくれていました。

 

『ああ、この桜だったのね…ありがとう!』

 

 美しい水色の透けるような青空に向かって彼に御礼を言いました。

 

 昨日、彼はご両親と対面したことで2つの仕事をすると決めました。社会に出ることなく自ら、それも悪戯に命を絶った彼のこれからの仕事は、これから父親の会社に応募で入社される男性に入り営業をして、会社の経営に一役かうこと。そして、兄のお嫁さんを自分好みの女性で縁を導くこと。彼はこの二つを自分の仕事!と言ったとき、初めてご両親に情熱を表すことができました。

 

 さあ、どうなるでしょうね。

 

 結果はどうあれ、家族のために、こうやって恩を返したいと考えた瞬間に、彼が魂の生きがいを見つけたことは間違いありません。

 お母様がいいます。

 

「好きに生きてくれてたら良かったのに。いい子でなくて良かったのに」

 

と…。

 

 愛は素直に与えたり、受け取ったり。

 そこに人としての安心と幸せと信頼と平和と…すべてがあるのではないでしょうか。

 

 彼が言いました。

 

「いつも夢の中で会ってたって、こうやってパパの肉を感じれないし、パパの温かい熱を感じれないだろ。身体がないとさ、ママ、こうやって触っても、すり抜けちゃうんだよ…だから、この人に身体をまた貸してもらってもいい?」

 

と。

 

 今、目の前に貴方の大切な人がいるなら、手をとり共に肉体を持って存在する時間を大切にしてみてください。握手、ハグ、肩を叩く、髪をなでる、頭をなでる…。日本人は苦手かもしれませんが、今できること、大切に想うことを表現しあいましょう。

 

 今日も桜色の…優しいピンク色の心でお過ごしください。